PSA鑑定に出す前提でカードを購入する際に、「ショップで買うか」「フリマで買うか」は人それぞれだと思います。
ショップは状態管理や信頼性の面を確認できるが故、安心感がありますが、価格はどうしても高めになりがち。
一方でメルカリ等のフリマでは掘り出し物に出会える可能性がある反面、状態の見極めが写真のみで、わずかな傷を見落としてしまい、いわゆる「ハズレ」を引くリスクも伴います。
自分は基本的にメルカリです。ですが最近はショップでもカードを厳選しています。
それぞれ経験して感じたことは、メリットデメリットもですが、その人の性格によって向き不向きがあると思ったことです。
今回は、実際にPSA鑑定を見据えてカードを集める場合、それぞれの方法にどんなメリット・デメリットがあるのかを、私自身の経験も交えながら整理していきたいと思います。
ショップでの購入
ショップでの購入は、「トレカ専門店で、対面で手続きする方法」です。実店舗はもちろん、大手トレカショップの公式通販サイトなどもあります。
実際にガラスケージに気になったカードをあれば、店員さんを呼んで、その場で状態確認して買うかどうかの有無を決めるという流れです。
もちろん思った通りの状態ではなければ買いませんと言ってケージに戻してもらうことは可能ですが、店によっては「対応は5枚まで」とか「スリーブは半分まで出していい」といった独自のルールがあったりします。
長時間の占有を防ぐためだったり、出し入れするという取り扱いのリスクや過度な選別を避けるためといった理由があると思います。
ルールは店舗ごとに異なるため、事前に確認しておくとスムーズです。
メリット
まずメリットとしては自分の目で直接、カードの状態を確認できることにあります。
通販では判断しづらい細かな傷や白欠けなども確認できるため、納得した状態のカードだけを購入できます。
明確な傷があれば、「傷アリ」と区別されていることが多く、PSA10を狙う上で致命的な欠陥を事前に避けやすく、多くのショップではカードをスリーブやローダーに入れて保管しており、保管環境による劣化のリスクが低い状態で入手できるというのも良い点でしょう。
さらに、偽物のリスクが低いことも見逃せません。信頼できるショップであれば真贋にも気をつかっているはずなので、フリマと比べて安心感もあるはずです。
デメリット
一方でデメリットとしてまず挙げられるのが、価格が高くなりやすいことです。状態の良いカードほどプレミア価格がつきやすく、フリマと比較するとコストが膨らみがちです。
あとは実店舗まで足を運ぶ必要がある点もデメリットです。移動時間や交通費の負担はもちろんですが、そもそも地方だと近くにトレカショップがないという事態も少なくないでしょう。
実際に自分は3店舗くらいでカードを購入したのですが、意外と状態の良いカードが見つかりにくいです。
表面のセンタリングは良く、傷がなかったので店員さんを呼んで裏面を確認してみると・・・白カケ多数・・・といったことが多くありました。
そこから結びつくようにお店の状態確認に時間制限や枚数制限のルールがあると、何も購入することが出来ずに店を出る・・・という可能性もあるでしょう。
メルカリ等のフリマでの購入
フリマでの購入はフリマアプリを通じて、個人出品者からカードをオンライン上で手続きする方法です。
近年ではポケモンカード専用の出品も非常に増えており、写真で状態を確認して購入という流れでオンライン上で取引が進むので手軽にカードが入手できるので、ショップと並ぶ主要な調達先の一つになっています。
メリット
最大のメリットは、相場より安く入手できる可能性があることです。出品者がカードの価値や状態を正確に把握していない場合、いわゆる「掘り出し物」に出会えることもあり、そういった事例はSNSでも確認されています。
また、出品数が圧倒的に多いため、選択肢の幅が広いのも魅力です。地味だけど人気だったり需要がありそうなカードでもフリマでは多く出品されていたり、実店舗では見られないカードも多数出品されています。
さらに、さきほど述べましたが、自分のタイミングで購入できる手軽さもポイントです。店舗に並ぶ必要がなく、スマホひとつでいつでも手に入るのは実店舗にはないメリットです。
デメリット
一方でデメリットとして大きいのが、状態を写真だけで判断しなければならないことです。実物を手に取って確認できないため、微細な傷や折れ、点カケなどを見落とすリスクがあります。PSA鑑定に出してから低グレードが判明する、というケースも少なくありません。

【実例あり】フリマで購入したポケカが失敗だった話|白カケ・横線はこう見逃した
上記の記事では、実際にフリマでの購入で失敗した例が記載されています。
出品者も質の悪いカードというのは売ってしまいたいものです。なのであの手この手を使って傷が見えづらい角度で写真を撮るといったことも可能性としてはあります。
保管環境も分からないので買われていない間、見えない劣化が進んでいるかもしれませんし、何より偽物や詐欺のリスクがゼロではありません。
高額カードでは巧妙な偽物トラブルといったことも散見されるくらいなので、ショップと比べて安心感というのは低いのかもしません。
向き不向きとは
フリマでのデメリットというものは看過できるものではなく、やはり普通は信頼できるショップで購入したいものです。
ですが、自分は基本的にフリマがメインです。家で簡単に取引できる点が大きすぎます。
そもそもフリマのリスクというのも基本的に回避できます。
- 高額なカードは基本的に買わない。買うとしても信頼できる出品者から(その人と何度も取引をしている等)
- 怪しいと思った点は何でも聞くこと。写真の追加は当たり前にお願いする。
- 上記でも解決できない要素があるなら、買わないで次のカードを探すこと
これらを意識できれば、そこまでひどい目に合わないと自分は思っています。
そして、これらの内容ができないのであればフリマでの購入は不向きであると自分は感じています。
一方でショップでの購入というものは自分が経験したからこそ感じるのですが、店員さんにカードの確認してお願いして1枚も買いたいと思ったカードがなかったパターンです。
店員さんに時間を使ってもらったにもかかわらず、何も買わずに店を出るのは、個人的にはなかなか気まずく感じてしまいます。
「せっかく対応してもらったし、何か1枚くらいは買ったほうがいいのかな」
と思ってしまうんですよね。
例えるなら、コンビニでトイレを借りたあとに「ガムでも1つ買っておこうかな」と感じるような感覚に近いです。
また、以前SNSで「カードショップで厳選するときの気まずい瞬間」というツイートを見かけたことがあります。その中で挙げられていたのが、店員さんから「PSAに出したりするんですか?」と直接聞かれることです。
自分は正直気まずいなと思いました。お店の商品を利益目的で厳選していることが伝わってしまいますからね。
いいや違いますよって言えばいいんでしょうが、状態を細かく見ていれば相手側に察せられてしまいます。
カードの状態を確認しているときも周りの人の目もありますし、そういった周りや対面に気を使ってしまうような人はショップでの購入は不向きかもしれません。
さいごに
ショップやフリマでの購入、それぞれにメリット・デメリットがあり、正直「どちらが正解」というものではないと思います。
状態を自分の目でしっかり確認したい人、対面でのやり取りに抵抗がない人はショップ向きですし、逆に自宅で気軽に、自分のペースで調達したい人はフリマ向きと言えるでしょう。
大切なのは、それぞれのリスクをきちんと理解した上で、自分に合った方法を選ぶことだと思います。