トレーディングカードは適切な保管をしなければ、湿気や乾燥によって状態が変化してしまう可能性があります。
湿度以外にも紫外線による日焼け等の問題もあり、長期間保管するのであれば保管方法にも気を配りたいところです。
素体のカード以外にも未開封のボックスを保管する際も同様の問題が挙げられるでしょう。
こういったカードやボックスを湿度や日光から守る方法としては防湿ケース(ドライボックス)に入れることが多いです。
実際に自分は防湿ケースに入れてそれを押し入れに入れて保管しています。ただ、こういったカードやボックスが増え続けてしまうと防湿庫の選択肢も過るんですよね。
防湿ケースを扱って保管している身からすると防湿庫というのは便利なんですよ。先日ヨドバシカメラに行くと理想の防湿庫に出会いました。
7万円と保管庫という観点からみると本当に高くてなかなか手を出せないでいるところ・・・。
ただ、これまでの自分は「少しでも欲しい」と思ったものは、結局買ってしまうことが多かったので、おそらく早ければ今年中には購入していると思います。
つまり、個人的には防湿庫の方がメリットが大きいというわけですね。
そこで今回は、トレーディングカードや未開封ボックスを保管する場合、防湿ケースと防湿庫のどちらが適しているのか、それぞれの特徴やメリット・デメリットを調べた結果をまとめていきたいと思います。
防湿ケース(ドライボックス)と防湿庫とは
どちらも元々はカメラ等のレンズを湿度によるカビから守る目的で使われています。
ただトレーディングカードも紙を使用した製品であり、保管環境によっては湿度の影響を受けます。
そのため、カメラやレンズと同じように、湿度を管理できる環境で長期間保管するという考え方がカードに応用されたわけですね。
湿度管理方法が違い、ドライボックスは自分で乾燥剤をいれるのに対して防湿庫は電源を使用して除湿環境を作るわけですね。
防湿ケースのメリット・デメリット
◎防湿ケース(ドライボックス)のメリット
防湿ケース(ドライボックス)は基本的に保管場所を選ばない点がメリットです。
自分の使っている防湿ケースははおおよそ縦20cm横30cm高さ20cmの箱サイズで「ここには置けない」ということが少ないです。
実際に自分はベッド下のスペースに保管しており、横に並べるだけでなく、ケースを重ねて縦方向に置くこともできるため、限られたスペースでも柔軟に保管できます。
引っ越しや部屋の整理の際に防湿ケースだと、持ち運びが容易なので管理も簡単です。
そして、安価で初心者も導入しやすい点も忘れてはいけません。
自分のドライボックスは2000円くらいしますが、100均にある衣装ケース等を使ってドライボックスを自作することも可能で防湿庫もより圧倒的にお金がかかりません。
【カメラ】100均とホームセンターで防湿庫を自作してみた|ぼすかる
実際に100均のケースで自作している人もいます。ただ、湿度管理が完璧かどうかとなると別で最初は普通のドライボックスを買った方が良いでしょう。
▲防湿ケース(ドライボックス)のデメリット
逆にデメリットといえば、
管理がめんどくさい
これに尽きます。
具体的に言うと、保管するモノが増えたときの管理ですね。

実際にこのように段積みで管理していて、どんどん保管するカードが増えてドライボックスも増えていくと
あのカード、どこのケースに入れたっけ・・・?
となることがあってもおかしくはないです。下の不透明なケースだと開けないと分かりませんし、上の透明ケースでも中にあるカードを外から1枚ずつ確認することは困難です。
どちらにせよ、ケースを開ける必要があり、保管しているカードの枚数が増えるほど、目的のカードを探す手間も増えていきます。
そして、それは乾燥剤の入れ替えの際も当てはまります。ケースごとに乾燥剤を入れている場合、交換や状態の確認をするたびに一つずつケースを開ける必要があります。
ケースの数が少なければ大した手間ではありませんが、保管するカードが増えてケースが何個もある状態になると、湿度計の確認、そして乾燥剤の必要の有無を確認するためでも地味に手間になるわけです。
これを総括して
めんどくさい
これがデメリットになるわけですね。
◎防湿庫のメリット
一方で防湿庫のメリットは、そういったドライボックスのめんどくさいをある程度、解消できることにあります。
大量のカードやBOXを一か所にまとめられますし、自分の場合はベッド下からわざわざ引き出しから取り出して、ケースを開けて中身を確認する手間もありません。
ガラス張りであれば、収納したものを確認しやすく、今後コレクションが増えても対応しやすいのがメリットです。
そしてドライボックスのようにケースごとに乾燥剤の状態を確認したり、交換したりする必要がありません。基本的に防湿庫は湿度計が付いていることが多く、庫内の湿度を数字で確認しながら管理できて日々の管理を楽にできるという点が大きな魅力だと思います。
▲防湿庫のデメリット
デメリットはその逆でドライボックスにある手軽さがない点です。
防湿庫は容量や機能によって価格にかなり差がありますが、冒頭で言った自分がドバシカメラで「これが欲しい」と思った防湿庫は、約7万円でした。
カードや未開封ボックスを保管するための収納用品として考えると、7万円は決して安い金額ではありません。
防湿ケースであれば、必要になった分だけ買い足していくこともできますが、防湿庫の場合は最初にまとまった金額を支払う必要があります。
また、購入時点の収納量だけで決めてしまうのも注意が必要です。
現在は十分な容量に感じていても、今後カードや未開封BOXが増えていけば、いずれ収納スペースが足りなくなる可能性があります。
「7万円は高いからもうちょっと小さい4万円の防湿庫でとりあえず保管しておこう・・・」
そんな甘い考えをしていると、後から保管するものが増えた際に、
もう少し大きいものを買っておけばよかった・・・
となるかもしれません。
一方で、将来的な増加まで考えて大容量の防湿庫を選ぶと、今度は本体価格や設置スペースが大きくなります。ジレンマですね。
さらには日本は地震大国です。ただ防湿庫を置いて管理するだけではありません。
地震等の大きな揺れによって転倒する可能性はあり、ガラス扉であれば、倒れた際にガラスが割れて収納しているカードやBOXが破損したりするリスクも考えなければなりません。
防湿庫を設置する場合は、こういった価格や容量だけでなく、どこに設置するのか、転倒をどう防ぐのかまで考えておく必要があります。
実際にカードや未開封のボックスを収納するならどっち?
実際のところ、カードや未開封のボックスを保管するときはどっちを選べばいいのかどうか。
これに関しては自分が思うフローチャートを作ってみました。
※見えにくい場合はクリックで飛べます。
結論で言うと、予算を押さえたいのであれば、大きな防湿ケースだったら複数ケース使って管理することをオススメしたいと思っています。
防湿庫は、容量が大きくなるほど価格も上がりやすく、どうしても初期費用が高くなってしまいます。
それなら、比較的大きめの防湿ケースを複数用意して、カードの量に合わせて買い足していくほうが、初期費用を抑えやすく、将来的にも管理しやすいと思います。
防湿庫というのはある程度の価格は覚悟して購入すべきだと思っていますので、最初のうちはまずは防湿ケースから始めて、カードが増えて収納しきれなくなった段階で防湿庫を検討するという選択肢も十分ありだと思います。
さいごに
今回、防湿ケースと防湿庫について調べてみましたが、結局のところ「どちらが絶対に優れている」というものではなく、自分のカードの保管量や予算、どこまで管理の手間を減らしたいかによって選ぶのがいいと思います。
安価で初心者でも手軽に導入できる防湿ケース。
カードや未開封BOXが増えてきて、ある程度の価格は飲んででもある程度管理を楽にしたいのであれば防湿庫。
最初は防湿ケースから始めて、コレクションが増えてきた段階で防湿庫へ移行するのも一つの方法でしょう。
